だいたい笑える

つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくる

知りたい知りたい知りたい

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2週間の夏休みのUCLAでの語学研修くらいでUCLAパーカーを得意げに着るやつ、3ヶ月のカナダ研修でカナダは第二の故郷とかいいだすやつ、

私はこういう奴らを心底バカにしてきた。

安い感受性だなぁ、と。

 

しかしながら一昨年5日間スペインに旅行にいって私は未だにスペインに心酔している。

たくさんの教会を巡り、教会の雰囲気がとても好きになった。お寺とか神社好きだから当然だろう。

中でも月並みだが聖家族教会はめちゃくちゃ気に入った。中はすごく新しくて教会なのにファンキーじゃね?って感じだし、外では沢山の観光客がいる真上でクレーンが動いてて、たくさんの人が祈ってた。

キリスト教になんの思い入れもない私は、きっとその場にいるキリスト教徒の20000分の1も理解できなかっただろうけど、何年も前から人が、理念を持って取り組んできたであろう建築物に心を持って行かれた。

英語が大嫌いなので、彼がだいたい訳して話してくれたけど、受験生の時、英語の先生がキリスト教の英単語は受験には直結しないけど、教養として覚えたほうがいい。君たちが世界で活躍するとき教養がないと恥ずかしい。と仰ったのを思い出して、ああ愚者は経験に学ぶしかないのね、と思った。。(まあそもそも宗教英語以前に私は英語自体やらねばだが)

サグラダファミリアが忘れられず、帰ってきてから聖書を読んだ。解説もたくさん読んでる。名前が同じ人がたくさんででくるせいで気合い入れないと眠くなる。

キリスト教徒でもないのになぜか強烈に惹きつけられてしまった。しかし覚えられない笑

会社に行く途中、すべて投げ出してしまいたくなるとき、目を瞑ってバルセロナの街並みを、グラナダの街並みを思い浮かべる。

バカにしていたあの子達となにも変わらない自分に笑ってしまう。

 

 

知ることが楽しい。。知識が有機的に繋がるときが楽しい。。

案外私は何かを企画立案して進めていくことよりもただ収集することが好きなのかも

総合職失格。