だいたい笑える

つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくる

この春、遂に女性上司の部下になった

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2017年4月、私の社会人生活で初めて女性上司に当たった。

この春、女性管理職比率は過去最大らしいので私と同じ境遇の方は多いと思う。

 

常々自覚はあるのだが、私はかなりジェンダー観が歪んでいると思う。そのことを前提に、女性上司の部下になった感想を書いてみる。

 

●仕事ができる 

ものすごくバカみたいな当たり前のことを書くけど、女性上司はみんな仕事がまじで出来る。

前の職場では女性総合職がほとんどいなかったため、同性に対して仕事が出来るとかできないとかいう感想を抱く機会ははあんまりなかったのでこの気持ちは新鮮だ。

もちろん、一般職の女性でめちゃくちゃできる人はいたけど、同じような仕事をしているわけではないので、自分のフィールドでかなわないと感じる機会は少なかったし、たまに、総合職の先輩に出くわしても、その全員に対して上司たちが【あいつのようになって欲しくない】とか言い(理由は知らない、聞けない)お話ししていると女同士で群れるな、という目で見られるのでなかなか話せず、仕事できるとかできないとか感じる相手ではなかった。

仕事に対し、気づきや導きを与えてくれる存在は今まで男性だった。その人たちから【女性はダメ】というメッセージを受けとったり、時には勝手に被害妄想になって勝手に感じたりしてる間に、いつの間にかその視点を私は自分自身の視点として取り込んでいったんだと思う。

女性上司が、導きと気づきを与えてくれるいま、女性だけどすげぇ!と思い、自分の考え方の歪みに気づくことができた。

 

●同性同士だからこそ、話しやすい  

もちろん、相性もあるし個人差もあるけど同性同士だからという楽さがあることを知った、こまめに相談しやすいのだ。

女は基本おしゃべりなので女性上司も話したくて仕方ないはず、と思うからだろうか?

私の中に女性を下に見る視点があるからだろうか?

男性上司の時と比べた時、相談のハードルがすごく低い。話題も事欠かない。

いま上司になっている人たちは、マイノリティ時代を生き抜き、さらに選ばれし人たちなので、生存戦略として話しやすいキャラクターを身につけている人が多いのかもしれない。(孤高の存在になると、自分自身が苦しいし足を引っ張られることも多いと思う) 

 

 

●飲み会の調整タームが長い

お子さんがいたりすると、お迎え当番や学童保育所との調整があるので、飲み会が結構先になる。

前の上司は、チーム内に異動があったら1週間以内に歓送迎会しないと怒ったもんだが、今は月内ならええんちゃうという感じ。

皆のそこそこ納得するクオリティのお店を、大人数で、前とかぶらないように、短い時間で決めるのは割と面倒だったので助かります。

 

という感じで、女性上司の部下になって数週間だけど、その感想でした。

女性ならではのイラッとポイントもあるかもしれないけど、それもまた記録して行こうとおもいまぁす